生活環境が原因の場合

進学や就職などで生活環境が大きく変化すると


うつ病の原因は一つとは限りません。大きな要因が一つあったとしてもそれがすべてではなく、いろいろな要因が絡んで発症につながることがほとんどです。ただ、非常にストレスのかかる生活環境で暮らしている場合、その生活環境で過ごしていることがすべての原因で、その環境から離れることで症状が改善する可能性はあります。 では、どういった生活環境がうつ病を引き起こしてしまうのでしょうか。まず考えられるのは、進学や就職によってそれまでの生活環境が一変した場合です。たとえば、学校や会社の寮に入った場合、家族から離れ、新たな人間関係を築くことになり、今まで環境とあまりに違いすぎることで大きなストレスを感じ、うつ病につながる可能性があります。

メンタルクリニックでの治療も並行して行う


暮らしている場所は同じでも、周囲が大きく変わってしまったことでストレスを抱え、うつ病になるということもあり得ます。たとえば隣に新しい住人が引っ越してきて、その住人が騒音を引き起こすなどのケースです。また、会社を退職してずっと家で過ごすようになったことで、それまでは円滑だった家族関係がぎくしゃくしてしまい、うつ病になるというケースもあるでしょう。 生活環境の変化が発症の原因である場合、やはりその環境を元の状態に戻す、あるいはその環境から距離を置くことが症状の改善につながります。そして、メンタルクリニックでの治療も並行して行った方がいいでしょう。たとえば、初めての寮暮らしで精神的にまいってしまい、うつ病になった人が自宅に戻ってすぐに治るかというとそんな簡単ではないからです。